Regional Task Force

NPO法人 リージョナルタスクフォース

RTF5年の歩み~ 2011年インド準備会合から5年

   

エネルギー・交通・都市インフラ開発における先端技術の活用やITや宇宙空間技術との融合によるスマート化・強靭化は、日本などの先進国のみならず、インドネシア・インド・中国などの新興国においても喫緊の課題となっています。先進国市場への、その技術の移転が求められています。

日本を初めとする先進国には、国内市場はもちろん、海外市場を共に発展させていく視点が重要です。しかしながら、海外のプロジェクトの情報、特に新興国の情報、例えば最新の政策・規制の動向、市場の技術ニーズ・低金利融資や基金などの入手はなかなか困難で、先進企業にとっては市場参画への大きな障壁となっております。新興国政府・公的企業としても、先進企業との交流強化を望んでおります。こうした問題意識を踏まえ、2011年5月にアジア開発銀行(ADB)によりタイ・バンコクで開催された国際会議の場で、より具体的な案件形成に特化した官民の情報・意見交換のプラットフォームの必要性が合意されました。

このADBの呼びかけに、米国やインド・タイなど各国政府・団体や民間企業・団体が呼応し、リージョナル・タスク・フォース (RTF)が結成されました。RTFは、官民の間でオープンで公正な情報・意見交換を行い、案件形成支援を行うことを目指しています。

2011年9月にインド・ラジャスタン州において設立準備総会が開催され、インド政府事務次官、インドラジャスタン州エネルギー大臣、インド工科大学学長や国連工業機関(UNIDO)、世界銀行などの公的機関とともに日米欧中韓印などから多くの民間企業の参加をいただきました。

RTFは、特に日本企業から多くの支援を受け、東京に本部を置く日本法に基づく特定非営利団体(NPO)として2012年2月に法人化しました。来年2016年で創立5周年を迎えます。

2015年5月には、ADBがフィリピン・マニラで開催したナレッジパートナーシップフォーラムに多くの民間企業が参画し、ADB中尾総裁や加盟国政府幹部との交流を深めました。

2015年12月には、ADBがインドネシア・ジャカルタで開催したワークアウトに積極的に参画し、インドネシア政府・ADBとの関係強化を確認しました。

2016年度は、こうした連携を公式なものとすべく、ADBとRTFの間で、RTF加盟企業とADBとともにインドネシア政府等の最新技術・金融に関する知識習得を支援するためのナレッジ・パートナーシップ協定を締結すべく、既に事務局間で交渉に着手いたしました。5周年を皆様とともに飛躍の年にしてまいりたいと存じます。

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